大谷川の第2回目の生物環境調査

大淀水系大谷川の第2回調査を令和元年9月12日に行いました。台風の影響などで不安定な天気が続いたため、川は濁りがあり、やや増水した中での調査となりました。定点1(下流部:城ノ下橋下流)では、魚類ではボラ、オイカワ、カワアナゴやチチブモドキ、カマツカ、シマヨシノボリ、オオヨシノボリの7種類ほか、定点2(中流部:金宮橋下)では魚類ではニホンウナギ、モロコ、ウグイ、オイカワ、モツゴ、カマツカ、スミウキゴリ、シマヨシノボリ、オオヨシノボリ、カワアナゴ、チチブモドキの11種類、エビカニ類ではモクズガニ、ミナミテナガエビ、スジエビ、ミゾレヌマエビ、トゲナシヌマエビ5種類ほか、定点3(上流部:油田橋)では魚類はオイカワ、カワムツ、ドンコの3種、エビカニ類ではモクズガニ、サワガニ、スジエビ、ミゾレヌマエビ、ヤマトヌマエビの5種類ほかが確認できました。

定点1(下流部)

定点2(中流部)

定点3(上流部)

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中止になりました。御池でバス&ブルーギルの釣り大会です。 

台風8号並びに10号の影響を受け、土砂崩れや倒木により、御池遊歩道の通行ができなくなりましたので、中止となりました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありませんが、来年度をご期待ください。

詳細は小林高原野尻漁業協同組合(0984-23-4668:土日は休み)にお問い合わせください。

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Catch & Eat :綾漁協の釣り教室

令和元年7月26日(土)に綾南川(三本松河川敷・綾ユネスコエコパークセンター)で、綾漁協(兒玉千歳組合長)、大淀川サミット実行委員会、綾町役場並びに(一社)あやえき、の4者共催(スタッフ計26名)で、「自分たちで魚を釣って、食べる釣り教室」が開催されました。参加者は小学生を対象に一般公募した15組の家族40名でした。9時45分にセンターで開会式後、釣り場の三本松河川敷に移動、仕掛けと竿の結び方た餌の付け方の説明を受けたあと、綾南川に竿を入れ、釣りの開始です。スタッフから指導を受けながら約1時間で釣果は98尾、大半はカワムツでしたが、ほかにオイカワ、ウグイ、カマツカが釣れました。併せて、先日までの雨で若干の濁りがありましたが、水質検査(CODパックテスト)を行ったところ、きれいな水との結果でした。11時45分の釣りを終了、昼食会場のセンターに移動しました。釣った魚はスタッフ(協力:しゃべくり秀坊)が南蛮漬けに料理し、食事会となりました。メニューは釣った魚の南蛮漬け(残念ながら一人2尾程度)、アユの塩焼き、かぼちゃの味噌汁、おにぎり、漬物とシンプルですが、すべて綾町産の素材での昼食会でした。

釣りでは、虫の苦手なお母さんが子供のために餌のさし虫を針につけるなど奮闘され、子供たちは最初の1尾目が釣れると「魚がかかった時、ビクッ、ビクッと手にきた。」と興奮して叫んだりで、暑さも忘れて夢中でした。

釣った魚が出た昼食では「うめ~、うめ~」の連発でした。

晴天に恵まれ、事故もなく終了した今回の釣り大会は、いわゆる釣り堀方式でなく、自然の魚を参加者に釣らせ、併せて、川のきれいさを確認、そして命を大事にする(食べる)という素晴らしい企画で、次の開催もあるといいなと思いました。スタッフの皆様、お疲れさまでした。

開会式(センター展示場)  仕掛けの説明(河川敷)

沢山 釣ってください!  カメラマンさんからの取材

オイカワとカワムツ      オイカワ

釣果物        水質検査(CODパックテスト)

オイカワの南蛮漬け

(食事中):南蛮漬けをパクッ(この後、「うめ~」です。)

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釣り大会&うなぎ放流体験(国富漁協編)

令和元年6月23日(日)、国富町法華岳公園で国富漁協・国富町による釣り大会とウナギの放流体験の催事が開催されました。参加者は事前申し込みのあった木脇、八代、本庄、森永小学校の4~6年生と保護者の約60名余でした。

開会式は入村組合長、中別府町長、渡辺町議会長の挨拶や注意事項の説明後、公園内のプールに放されたニジマス釣りに子供たちは挑みました。竿など仕掛けは漁協の手作りです。開始後瞬く間に20尾も釣り上げた名人もいました。魚のヌルヌル感の苦手なお母さんもわが子のためと釣れた魚から針をはずすなど奮闘されていました。しかし、次第に魚の食いが鈍ってきたことから、釣りから掴み取りに変更、一人で10尾捕まえた子もおり、一気に魚がいなくなり、釣り大会・掴み取りは予定より30分早く終了、そして、体験放流学習に移りました。参加した子供のうち、6年生を中心に隣接して流れる愛染川にウナギ(10㎏)放流をしましたが、子供たちはもう少したくさん放流したがっていました。

閉会式で聞いたところ、成果が30尾以上が3名おり、6年生女子の53尾が最高でした。夜のメニューには塩焼きが一品増えたことと思います。盛会に終わったこのイベント、途中から来賓からスタッフに変わられた町長・議長さん、進行役さん、万一がのために待機された看護師さん、裏方に徹した役場職員そして漁協役員の皆様、お疲れ様でした。

開会式です         早速、釣り開始

役員は           纏りの糸やら、針交換やら

子供達のお手伝い       竿修理中(by 町職員さん)

掴み取り中です。       うなぎの放流

うなぎ放流          閉会式

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令和令和元年度(第67回)通常総会開催

令和元年6月5日(水)、ひまわり荘(宮崎市)において第67回通常総会を開催しました。来賓に参議院議員松下様(代理 児玉様)、長嶺様(代理 竹之内様)、県議会議員 横田様、企業局長 図師様、県農政水産部次長 毛良様、水産政策課長 福井様、漁村振興課長 外山様、(一財)内水面振興センター理事長 高藤様、環境森林部環境管理課 三角様、県土整備部河川課 松山様ほか多数の方々のご臨席と松下様、横田様、図師様、毛良様から祝辞を頂きました。

議事に先立ち、内水面漁業の振興や会員の事業推進に貢献の頂いた3団体、(株)盛武組様、(株)ダイユウ様、春山建設工業(株)様に感謝状を贈らさせていただきました。

総会は、書面議決、委任状を含め、38会員中37会員の出席により、平成30年度の事業報告及び決算並びに剰余金処分案、令和元年度事業計画及び予算(令和元年総会資料抜粋参照)並びに関連議案のほか、全9議案についてすべて承認されました。今総会では任期満了に伴う役員選任がありました。その結果、理事には、会長に長瀬さん(北川漁協長:再)、専務理事に神田さん(員外:再)、理事に田中(隆)さん(五ヶ瀬川漁協長:新)、前田さん(小丸川漁協長:再)、宮田さん(高岡川漁協長:再)、増田さん(綾漁協:再)、監事は代表幹事に江上さん(祝子川漁協長:再)、森川さん(西郷漁協長:再)、清水さん(都城淡水漁協長:新)となりました。前期まで務めていただきました、栁田さん、甲斐さん、山口さん、鶴田さん、ありがとうございました。(令和元年総会資料抜粋)

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大谷川の生物環境調査

大淀川水系大谷川(宮崎市生目地区を貫流)の第1回調査を令和元年5月29日に実施しました。大淀川との合流部は深かったため、やや上流部(合流部から3km)からの調査としました。この下流部(定点1)ではオイカワ、カワアナゴ、コボラなど魚類11種、エビカニの類ではミナミテナガエビとミゾレヌマエビの2種、貝類は殻を含め4種などを確認しました。ここではブルーギルが確認され、上流部にため池があるためではないかと推測しました。中流域の定点2ではオイカワのほか、オオヨシノボリやニホンウナギなど5種、エビカニの類ではテナガエビ類の他モクズカニの3種、上流部の定点3ではオイカワ、ゴクラクハゼ、ドンコの3種、エビカニの類ではミゾレヌマエビなど4種を確認しました。

定点1(全景と状況)

定点2(採集と査定)

ニホンウナギ        カワアナゴ

ドンコ           ゴクラクハゼ

タイリクバラタナゴ     ブルーギル シジミ類

ミナミテナガエビ

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ウナギの放流を始めました

ウナギの放流を5月9日から始めました。ウナギ資源が懸念されるなか、放流魚の確保にヤキモチしたところです。初日は県北地区を主体放流し、総量で3.5トンの放流を予定しています。川に順応して再生産に結びついてほしいものです。

5月11日 国富漁協(本庄川:県南)

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アユの放流

大型連休を終え、今年の稚アユ放流も概ね終了しました。数量的には昨年より約1000kg増の15トンを県内河川に放流しました。

解禁日は昨年同様の動きですが、事前に地元漁協へ確認をお願いします(参考:会員情報)。

令和元年5月9日(綾漁協:綾南川)

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宮崎市大淀川学習館のイベントに参加

大淀川学習館が主催する放流イベントに伺いました。5月11日(土)に、今年も宮崎市大瀬町の本庄川と大淀川の合流する河川敷で行われました。宮崎県内水面振興センターからアユ稚魚10kg、うなぎ20kgが提供され、事前の応募があった17組60名ほどのご家族が参加されました。大淀川学習館の担当の方々の説明、指導のもと、子供たちは、アユを触って手の移り香をかいだり、ウナギのニュルニュルな感触にやや引き気味になりながらも、「元気でね」とか「また、帰ってきてね」とかの言葉をかけて放流していました。きっと良い思い出になったことと思います。

ウナギの放流         アユの放流

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アユの放流が始まりました

4月になり、県内各河川でアユの放流が始まりました。海からの稚アユ遡上が懸念されているところですが、計画数量で昨年より約1200㎏増の15400㎏(10g/尾)の放流を予定しています。台風等が少なく、順調に育ってほしいものです。

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