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月別アーカイブ: 11月 2012
北川のアユ産卵場 全国のトップクラス評価を!!
去る11月14日、延岡市の北川でアユの産卵場調査が実施されました。 「アユを育てる川仕事」他の著者であり、全国の河川調査やアユの生態等に詳しい専門家の高橋勇夫さんを招いて北川漁協(長瀬一己組合長、組合員435人)が行ったものです。 高橋さんから全国5本の指に入る清流のお墨付きを貰った北川は、日頃の漁協活動の中で種苗放流事業は勿論、禁漁区や禁漁期間、漁具漁法の制限、産卵場の造成、親魚や発眼卵の放流も実施しています。 また、河川を「癒しの場」として、釣り大会や掴み取り大会、川石をひっくり返して掃除をするマイストーン作戦など様々なイベントを開いて、多くの人々に楽しんでもらっています。 併せて、北川の清流を維持するため「水源の森を守ろうかい」活動を続けており、「植えない森づくり」として人が手を入れない自然のままの雑木林が10数年余で約450haほどになっています。 この様な実践活動が今回の栄誉ある評価になっていると思います。 漁協の皆さん、地域の皆さん、有難うございます。 夕刊デーリィー切抜きをどうぞ 北川産卵場トップ
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三財川でアユ産卵場造成と親魚・受精卵の放流を!
去る11月19日、西都市一ツ瀬川水系の三財川で一ツ瀬川漁協(田中寛組合長、組合員544名)が、延岡市の養殖業者「アユの渡辺」(渡辺節子代表)さんの協力を受け、アユ親魚300kgと受精卵約20万粒の放流を実施しました。 先月10月の21日、28日の2回、清水橋下流において重機を入れ産卵場を造成しました。固まった河底の天地返しをすることで底質を柔らかくし、その後、人海戦術により鋤鍬等で河底を均してアユが産卵しやすい様に造成しています。 11月中旬には、西日本技術開発(株)の協力で産卵調査を実施、付着卵も多く見られたとのことです。 参加した漁協役員の皆さんも人工授精の作業(後藤慎治場長)を見るのは初めての様でもあり、生命の神秘に触れながら将来の子供達に素晴らしい河川を引き継いでいくことの重要性を熱く語っていました。 当漁協としては、アユ資源を増やすための初めての試みでもあり、禁漁区の設定等も併せて春先の稚魚の放流事業にプラスしての総合効果が期待されます。 この様な活動は県北の北川水系でも 4、5年前から実施されており、大きな成果が出ています。 宮日新聞切抜きをどうぞ 三財川産卵床 清水橋下流の産卵場造成地 護岸工事用杭から右側上流に向け天地返し 瀬の上流側「渕」 と清水橋 瀬を下流側から見たところ 食み跡もいたる所で見られます 禁漁区看板も4箇所に設置 初めての取組みであり作業前の紹介と説明を 簡易テントの下で 後藤場長の見事な人工受精士ぶり 一腹から約2万粒を 小砂利表面の汚れを落とし均して 田中組合長の受精卵放流作業が サランラップでお椀に蓋をし、底まで沈めて水に浸すことで受精し石に付着します・・ 親魚の放流後の動きを見るために一部予備放流を・・・ 上流の渕に向け遡上する群が多い様子・・・・ 親魚は造成産卵場より下流の瀬付近に変更 (鳥子橋下流の天然の瀬に) 約300kgの「黄金アユ」でした 来年が楽しみに 乞うご期待を・・・・ 今後の密漁対策も十分に作戦を練りました。 皆さん お疲れ様でした。
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石崎川で河川浄化推進と体験放流学習を!
去る11月7日、佐土原町の石崎川で広瀬小5年生(4学級133名)を対象に、河川をきれいにする為の学習とウナギやフナの体験放流が実施されました。ゴミ不法投棄のチラシも配付して、情報ネットワークの必要性もPRされました。 石崎川環境保全対策連絡協議会(日高会長)と新佐漁協(仲原稔組合長)他の協働で、ウナギ幼魚約50kgとフナ稚魚約1,500尾を放流しました。勿論、ウナギを触るのが初めての子供達も大勢いました。 「何でヌルヌルなの?」、「歯はあるの?かまないの?」、「細長いのはどうして?」、奇問、珍問が目白押しでした。 何処で産卵されているかを知っている子もおり、さすが高学年ともなるとたいしたもんだ。 大正解!マリアナ海溝だって! 事前の説明と 質問を・・ 先生の声も次第に大きくなりますね! ウナギは 40gと100gサイズでした なかなか触れない子も・・・・ 元気で大きくなってね・・ 握り締めて離さない子も・・・ 最後はグッタリ状態で ウサギ追いし かの山 小鮒釣りし かの川 約5gのサイズで 先頭リーダーの号令よろしく 前ー進め! 見事な隊列に 応援の声が届きましたね・・・ 代表者2名のお礼 総勢、約160名余の皆さん、お疲れ様でした。 宮日新聞切抜きをどうぞ 石崎川浄化体験
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アユ産卵場の造成事業が各水系で実施!
10月の下旬に入って大淀川、一ツ瀬川、耳川他で恒例のアユ産卵場の造成作業が開始されています。 10月23日、耳川漁協(都甲哲郎組合長、組合員333名)は、九州電力の支援を受けてダムの堆積土砂からアユの産卵場に適した小砂利を選別して活用しております。新たな試みとして昨年度から実施しており、低下した河床の改善、生態系、水域の環境保全等に大きな効果が期待されています。 詳細は 宮日新聞切抜きをどうぞ 耳川アユ産卵場 10月9日の宮日新聞 「窓の欄」 日向市の筌瀬幹夫さん、 清流耳川への熱き想いが綴られておりました。 清流耳川窓の欄 また、10月24日、大淀川水系の高岡川漁協(宮田組合長、組合員411名)では、花見橋の下流1,000mの禁漁区域において役職員8名が参加して産卵場を造成しました。 まず、重機で50~60cm程度を深堀り、天地返しをした後に、人海戦術で大石を除いて鋤、鍬で子砂利をならして均一にし、 アユ好みの「産床」 を完成しました。作業途中に早くも「ピッーピッ」とお急ぎのアユがはねるのが見られました。 花見橋下流の禁漁区 例年の造成場所 干上がった陸域にも鮎の食み跡 コケ部分も泥状化・・・ 食み跡は いたる所で確認 重機が入り、50~60cm程 河床の天地返しを 人海戦術で底の均一化を 天地返し前;表面にシルト状の泥が 後;見違えるように ツヤツヤ うっとりする様な せせらぎが 完成、いつでもどうぞ!! 今後も 北川や五ヶ瀬川水系で始まります。来年の大漁を祈願しながら・・・・
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