月別アーカイブ: 9月 2014

日南の広渡川でモクズガニが解禁に その他

 9月に入って日南市の広渡川でお待ちかねのモクズガニ(俗称;山太郎)漁が解禁となりました。  日南広渡川漁協(戸田博組合長)では、「かにまき」等の地域特産品としての活用も合わせて資源保護することに重点を置き、採捕期間を9月から11月まで、篭も3個までと制限しており、放流も400㎏実施する等地道な努力を続けております。  宮日新聞切り抜きをどうぞ 日南モクズガニ  その他一ツ瀬川、小丸川、福島川他でも釣り教室や掴み取り大会等のイベントが続いており、内水面漁協の地道な取り組みが評価されることを期待します。    また、都農川では都農小の生徒が、保健所や町と一緒に生物調査を実施しています。  宮日切り抜きをどうぞ 串間淡釣り 小丸釣り 新佐掴み取り                 都農川生き物調査

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延岡市友内川で「ウナギ石倉」の生息状況調査を

 去る9月9日、延岡市の友内川で東海漁協(内田裕之組合長)が1ヶ月前に設置した伝統漁法「石倉」の生物生息調査を実施しました。  当日、12時前後の大潮の最干潮時を狙って水産試験場や県の指導を受けながら、1m角のモデル試験礁の網上げを行いました。 心配していたウナギも大小2尾が入網しており、エビ・ハゼ類、小魚も多くまずは一安心でした。  周辺の水産動植物採捕禁止区域には、コアマモ場もあり「アカメ」をはじめ生き物たちのビオトープとして,NPOスタッフ他の協力もいただきながら、将来に向けて守っていく決意が新たになりました。                                                  静かな川面にたたずむ石倉の群れ達     戦略を練っていざ出陣                              2重の下地網をそっと引っ張り上げながら  石と外枠の蛇篭を網の外へ                                           4mmと20mm目合いの網を岸辺に  採集生物の仕分けを                                                    2尾のウナギが目に飛び込み  その他小さな生き物達も わんさか~                                   大まかな仕分けをバットに  シマイサキ幼魚      ウロハゼやマハゼ類も                                              ウナギも30gと140gサイズが2尾ゲット                               鰭を立て色鮮やかなオカメハゼ オレンジ色のイドミミズハゼ  テッポウエビspも2尾                                            エビ類は多数(スジエビの仲間) 1~3㎝声のシジミの殻も多数 イソガニも                          モデル礁の復元作業を 来た時よりも美しく 素晴らしい!  手前の石にはカノコガイがびっしりと                                   周辺のコアマモ場も 合わせてチェック   カワニナの群れも見られ NPOの努力の跡も・・                             ヨウジウオの幼魚   オニカマスの幼魚  勿論!予想どおり アカメの幼魚も 何が何でも 守って行かなければ なんねェ~!                            ウシエビやクロダイ、ロウニンアジ、ヒメヒイラギ、スギ(シロorクロ?)の幼魚達も・・ハレーションで失礼                                             NPOの活動で浄化用の牡蠣殻セット  ウッドデッキも整備人々も散策に                                            稲田川からの流入域には石積み囲いの沈殿施設かな?看板も設置   将来の子供達のためにも頑張ろう!!                                   お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。  

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日向市の塩見川で伝統漁法「石倉」の設置を

 去る8月26日、日向市の塩見川において、富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が伝統漁法である「石倉」を設置しました。8月11日に実施された、延岡市の友内川(東海漁協)に続く県内で2番目の事業です。    国の「水産多面的機能発揮対策事業」の一環で、近年のウナギ資源を取り巻く世界的な規模での動きの中、内水面漁協が取り組める一つの手法としての事業です。  漁場管理委員会の指示に基づいて友内川の一部を水産動植物の採捕禁止区域に設定し、小魚やエビ、カニ類等ウナギの餌料となりうる生物も含めてシェルターの様な石倉とすることを目標にしています。(8月12日付の本会HPも参考に)        朝日新聞切り抜きをどうぞ 塩見川石倉                       20~40cm大のバラスを約8㎥使用 蛇篭式で1.2×3m、2基設置         湾入部の穏やかな水域に設定 7~8cm径、長さ1mの塩ビパイプ15本も  同時設置                       2基を並べて設置  螺旋形の連結用番線で縦、横を結着          下流側に試験調査用のモデル石倉礁(直径約1.5m 高さ60cm 強) 6m角の下網(目合約20mm)を設置(経過を観察しながら巻き込み式も検討要)                                                                                                  周囲には余分の石材を積み上げ 満潮時にはかなりの面積に仕上がり

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