月別アーカイブ: 11月 2014

友内川で2回目の石倉生息調査を

 去る11月5日、延岡市の友内川で東海漁協(内田裕之組合長)が8月11日に設置した伝統漁法「石倉」の生物生息状況調査を実施しました。  国の水産多面的機能発揮対策事業の一環で伝統的文化の継承や水産資源の保護等を目的に実施されており、2回目のモニタリング調査となります。  当日、11時前の大潮の干潮時を狙って水産試験場や県の指導を受けながら、1m角強のモデル試験礁の網上げを行いました。 主対象のウナギが1尾入網しており、エビ・ハゼ類、小魚も前回結果より種類、数量とも増加しており一安心でした。(魚類 8→12種に、甲殻類 7→8種に)            潮の引き具合を見ながら作業開始        周囲の網押さえ石と内部の石材を運び出し ウナギ筒にはいなかった・・?       試験礁とはいえ石も大きくて大量  注意深く岸辺に引き揚げ完了               大物と小物に仕分け作業を       水試のスタッフの       ウナギ48cm、68g       常連のキチヌ シマイサキも         同じく常連のウロハゼ、マハゼ    スマートで見目麗しいタネハゼも                               前回見られなかった大型のヨシエビやミナミテナガエビも                常連のスジエビモドキも多数              モクズガニとケフサイソガニ    アミメノコギリガザミも       2重の囲い網(6m角、内網4mmと外網20mmの目合い)をセットし                            蛇篭の周囲を丸め込みながら                                          作業も2度目となり順調に終了!お疲れ様でした。   調査結果(2回分;水試支場提供)をどうぞ 友内データ  前回調査の様子 http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2799

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水郷延岡 伝統アユ漁の風景を

 水郷延岡市の伝統漁法「アユやな漁」と「瀬掛け漁」が始まりました。    市街地で300年の歴史を誇る「簗漁」が間近に見れ、合わせて香りと味も堪能できる一石二鳥のセットです。  今年は、台風の影響で遅れたものの上流北方町の「川水流やな」も架設され、久しぶりの賑わいになりそうですね。  延岡五ヶ瀬川漁協(須田政道組合長)も産卵場の造成や禁漁区、採捕禁止期間等様々な資源保護・管理の方法を試みながらアユ資源、観光資源としての水郷延岡を盛り立てるために頑張っています。  宮日新聞切り抜きをどうぞ アユやな五ヶ瀬        130mアーチ形の見事な形、世界遺産に・・?高橋さんの技術も名工の域に               中央部の落て簀には見事な香魚が  アオサギも狙いを定めて忍の一時で       市街地の風景をバックに「瀬掛け漁」も   禁漁区域も設定し整然と                  最下流域(工場取水門横)の漁場造成も  

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