月別アーカイブ: 7月 2011

河川流域振興活動実践事業の検討委員会を開催

 7月27日、H23年度の「河川流域振興活動実践事業検討委員会」を開催しました。  学識委員、公益委員、 遊漁者、漁業者代表の8名の委員で、H22年度の実績報告と 本年度の事業計画を等について協議していただきました。        内水面の多面的な機能を広く一般の皆さんに認識していただくことも含めて、ソフト面とハード面での様々なメニューが組まれています。河川の生物や環境、工作物等の実態調査、小学生や地域の皆さんも参加される釣り教室、放流体験学習、河川清掃などの活動や、農業用井堰の魚道機能の改善、アユ産卵場の造成、ブラックバスやカワウ等食害生物の駆除等幅広い事業に取り組んでおります。  予算に限度がある中で魚に優しい魚道の改修やバス駆除での在来生物への影響、アユ等の放流事業の資源添加の効果等など、生物の多様性も見据えた多くの議論がなされました。  いずれにしても費用対効果が目に見える様な事業の推進を目指して生きたいと思います。       

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水産試験研究の評価委員会開催

 7月26日、水産試験場において試験研究課題の評価検討委員会が開かれました。                          内水面も含め流通加工他関係業界代表、生産者、消費者、学識経験者等計8名で構成される外部評価委員会であり、新しい課題の選定や終了課題の成果等について議論されました。  各研究部門毎に多種にわたる研究内容となっていますが、内水面関係では、中小河川の生物や環境調査、宮崎県の地域特産種であるチョウザメの養殖技術マニュアル化やカルノシン、コラーゲン等の機能性成分に関する課題が評価され、今後現場において広く普及されることが期待されています。  また、生息域が南限とされている在来のヤマメを対象にして環境への適応性が高い魚を作って行く課題も検討されました。   今後の成果がが楽しみです。                                                             その後、カツオ一本釣り漁業やイワシ、アジ、サバ類をとる「まき網」漁業の漁海況の予測情報システムやカワハギ、マサバ他の種苗生産の現状も見学しました。          研究成果を如何にしてに現場まで普及させるか等など、若手研究員との熱くて中身の濃いい質疑が続きます。    カツオ、マグロやイワシ、アジ等の漁場予測システムです。       燃料費等経費の節減もバッチリで、より効率的な操業が可能となり漁業者も大喜びです。       カワハギや、マサバ、アオリイカの赤ちゃんを見て、生産担当者の苦労を思いながら委員の皆さんも感心仕切りでした。

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高岡町の内山川で釣り教室が開催!

 24日、宮崎市高岡町新田の内山川で高岡川漁協(宮田信男組合長、組合員411名)と    内山地区地域活性化協議会の協働イベントとして釣り教室が開かれました。  高岡小の1年から6年生までの約25名と父兄や地元の皆さん、漁協の役員さん、中村養魚場さん他計50名余の参加により始まりました。   事前に河川敷の草刈、そして人工の素晴らしいせせらぎと網で仕切られたプールに アユ20kg、ニジマス20kg、フナ10kgが放流され、釣り大会と掴み取りの熱戦が開始です。        里山の自然の造形にピッタリ合った「せせらぎプール」です。       組合長さん達の川と魚のお話、針のつけ方、注意事項も勿論です。                持ち時間10分ずつで、10本の竿を使って、低学年、高学年交代に・・・熱き戦いが              おっとっとと・・・。 お父さん何ショットねー  糸が邪魔してよー・・・・池に逃げてしまうが~。 早よーはよー  釣り切れなかった分は待望の掴み取りに。        我を忘れて・・・・・びしょびしょに。後は野となれ山となれ。お母さん御免なさい。          仕切り網を狭めて  気持ちを新たに再度挑戦を         網の中に自ら入り込んでゲットーの女の子。 泳いでる子も・・両親も満足気に・・今晩はご馳走ジャワー。    戦い済んで、皆さん、お疲れ様。

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夏休み前、「川についての学集会」、「各種イベント」が各地で開催。

  15日、綾町の綾南川三本松橋下流で、綾漁協(増田正範組合長、組合員373名)が主催してウナギ(約14kg)、モクズガニ(約13kg)放流等の体験学習が行われました。綾小学校の4年生70名余が参加し、朝早くからユンボで製作した手作りの河川敷プールに放流されたウナギの捕獲作戦にかかりました。 我先にと掴もうとしても「敵もさる者」。なかなか上手くいきません。    増田組合長から「土用の丑のうなぎ」のいわれとして 江戸時代のなんでも博士「平賀源内」の話が・・・。 今日は放流だけですよ。 残念! 勿論、漁協の仕事や、川を大事にする心の必要性も・・・・・。                                                                             まずはモクズガニとの戦いが・・・  わいわい!     きゃーギャー? 逃げ周り・・・。                                                                             手袋してても・・・なかなか手が出ませんね                                                                            恐る恐る水際で・・・・さようなら?                                                                           次はウナギの掴み取り作戦開始。                                                                          ウナギも濁ったところや隅っこに・・・・忍者の気持ちです? つかまりたくなーい。                                       捕まえたー? 俺んとジャガー! あれーッエ?                                       早よーせんかー! 逃げるがー! 袋を開けんかー!                                         2回戦、3回戦と・・・戦いは続く?鰻もへとへとですね。                                       約1時間半ほどの悪戦苦闘が・・・戦い終わって、子供達が楽しかった一時の感激の言場を・・・                                      校長先生も準備も含めてお礼を・・・・来年もよろしく。   宮日切抜きをどうぞ  綾体験                                        綾町役場や国交省河川事務所、地元建設業者の皆様、そして清掃も含めて漁協の皆様、お疲れ様でした。     また、16日には三股町長田の「しゃくなげの森」(池辺美紀社長)でも、「夏のヤマメ祭り」と銘打って、親子で楽しむ川泳ぎと安全教室として、カヌー教室や自然観察会が開かれました。今年で9回目だそうです。  宮日の切抜きをどうぞ  三股ヤマメ祭り  さる10日には木城町の小丸川比木橋下流で、小丸川漁協(前田和則組合長、組合員177名)、町役場、商工会、婦人部と木城小の1年生から6年生、スポーツ少年団、幼稚園児等 約380名が、放流体験学習と河川清掃に汗を流しました。  また、五ヶ瀬町の鞍岡小6年生の杉田君が、アユの病気や河川清掃、東日本の原発事故等をとおして「川の生き物たちに対する優しい気持ち」を綴ってくれました。   宮日切抜きをどうぞ作文生き物

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土用の丑を前に天然ウナギの話題等を少し!

 串間市の福島川支流の大平川で、15日、市内の平田さんが化け物大ウナギを捕まえました。体長130cm、重さ10kgの超大物にウナギとの格闘歴が30年以上の平田さんもびっくり仰天、得意満面の笑顔でした。  宮日切抜きをどうぞ  串間うなぎ  また、都城市都島町の祝田淡水業(祝田穂社長)では、昔ながらの竹製鰻ボッを秘密の網代に仕掛けて、今が旬の天然の「黄金ウナギ」を捕獲しています。「土用の丑の日」を前に鰻も高嶺の花になっていますが、何か良いことがありますように?  宮日をどうぞ  都城うなぎ  東日本大震災への復興支援として、県養鰻漁協(岩切庄一組合長)と大森淡水(大森伸昭社長)が、かつお一本釣り漁業でも本県と縁の深い気仙沼市に県産ハーブ鰻丼かば焼き、5千食分を贈りました。夏ばてや熱中症に負けない様にの想いをこめて・・・・    宮日新聞をどうぞ 東日本うな丼  学術的な話題として、天然ウナギの卵がはるか日本の南約2000kmのマリアナ諸島沖で大量に採取されました。     東大、九州大の共同研究チームが、2年前、09年の31個に続き、予測どおりのかなり高い確率で約5倍の150個の卵を採集したとのことです。  近い将来、ウナギの完全養殖も・・・・ 宮日記事を うなぎ卵   ウナギ卵ー2

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延岡市内、小中学生の河川環境保全活動に注目を!

 北浦町の三川内中学の「ホタル観測」や「河川清掃活動」が、(社)日本河川協会から表彰されました。30数年にわたる蛍の生態観察、地域住民も一緒になって10数余年の河川清掃活動などが評価され、宮崎県から唯一の受賞となりました。  ちなみに、H22年度は日向市の富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が永年の河川環境美化活動の功労により「河川功労者」の栄誉を受けられました。 2年連続での河川に関係する受賞であり、素晴らしいことだと思います。                宮日新聞をどうぞ  三川内  続いて、7月8日、北川町の北川河川敷では、「北川ダム湖環境整備推進協議会」が、延岡市と佐伯市の小学生約130人の参加により、水生生物や水質のチェック等の環境美化活動を実施しています。                                  また、内水面漁協が行った稚アユの放流等体験学習活動に参加した尚学館小の1年生、すずき君がアユに触れた時の感動をつづった作文もどうぞ!!  延岡環境放流    多くの子供達や地域の人々が川への優しい想いを持ち続けて欲しいですね。

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国交省宮崎河川事務所、梅雨の大雨対応を!

 梅雨時期の大雨対策で国土交通省宮崎河川国道事務所では、各地区で様々な対策に追われています。  高原町祓川地区の高崎川では、新燃岳の降灰による土石流対策として、長崎県の雲仙・普賢岳の復興対策時に活用された 「鋼製牛枠」の貸し出しを受け、早速危険箇所を想定して設置作業を進めておりその効果が期待されています。    宮日新聞切り抜き  高崎川土石流  また、えびの市小田の川内川では、7月上旬の大雨で コンクリート製の「床固め堰堤」 の一部が壊れて流失する事象がありました。 復旧作業の工法や安全性等も考慮しながら調査に入る予定です。    宮日新聞をどうぞ  川内川せき  いずれにしても河川環境や生き物達への影響は大きく、今後の速やかな復旧と「魚や自然に優しい空間」が蘇ってくることを 熱望しています。  

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都農町に「白い鰻様」が出現する!

 都農町の「新田うなぎ」さんが新富の卸売業者さんから譲り受けて飼育しています。当然変異の「アルビノ」といわれる珍しい物だけに、白蛇様にあやかって何か良いことがあるのではと噂が噂を呼び?  鰻登りに・・・・・?  今冬のシラスウナギの豊漁や、エルニーニョ、ラニーニャなる現象の影響が少なく、何よりも夏期の異常気象も穏やかに過ぎ、東日本大震災の復興が速やかに進んでいくことを祈念しまして・・・・・ 一同? 宮日新聞の切抜きをどうぞ 白うなぎ 

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西都市の一ツ瀬川漁協で稚アユの放流が!

 6月30日、西都市の三財川や三納川で、一ツ瀬川漁協(田中 寛組合長)が稚アユ約250kgを10ケ所に放流しました。   1ケ所では地元の上三財保育所の園児達にも参加してもらい、自然や川の大切さ、生き物との触れあい等を十分に楽しんでいただきました。  今年は春先からの少雨や、最近の大雨で河川の濁りも残っていますが、7月の中旬には残りの約260kgを放流する予定です。一ツ瀬川漁協では1年間に合計で約1,2トンのアユを放流しますが、下流域の新佐漁協、上流地区の西米良漁協と合せて約2,5トンになります。これから旬の秋に向けて組合員や多くの遊漁者の皆様にアユ釣りの醍醐味を堪能してもらえるといいですね。    宮日切抜きをどうぞ  アユ一ツ瀬

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串間市の大平川でヤマメの放流が!

 串間市淡水漁協(組合員95名)では、6月26日、第61回通常総会が開催され、新役員の選出や本年度の事業計画などが承認されました。新体制で河野日出男さんが組合長に選ばれ、最初の活動として6月30日に福島川の支流である大平川にヤマメの稚魚約1、000尾が放流されました。   宮日新聞切り抜きをどうぞ 串間ヤマメ   

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