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「川づくり」がMRT環境賞に

 延岡工業高の土木科生6名(川づくり班)が、河川の環境保全活動の一環として祝子川において、生き物や環境に優しい川づくり計画を立てたうえ現場で実践しました。  本年度で13回目になるMRT環境賞の教育学習部門で優秀賞に輝きました。 学校や地元企業、土木事務所など産官学の連携による活動が見事に実りました。  宮日新聞切り抜きをどうぞ 川づくり環境賞    また、同校の先輩たちがH24年度には「水辺の工法研究」で宮崎県大会で金賞となり代表として九州大会に出場、活動内容が高く評価され準優勝の栄誉を受けております。   素晴らしい長年にわたる地道な活動が花を開き続けて欲しいですね。                                          宮日新聞をどうぞ 水辺づくり延工    

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飫肥城下町に コイがスイすいと・・・・

 日南市飫肥、観光客や地域住民が待ち望んでいた城下町の水路に、2年半ぶりにシンボルであった「ニシキゴイ」がその姿を現しました。  2012年の9月にコイ特有の病気「KHV」にかかり処分されていましたが、街まちづくり協議会や商交会、市民の皆さんの熱い厚い要望により復活しました。  「とても華やか!」「城下町にはコイがよく似合う!」等のうれしい声が聞かれました。  宮日新聞をどうぞ コイ飫肥城  H26・10 こい飫肥  

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環境保全活動が各地で―ホタル幼虫、竹炭、カキ殻を

 2月22日、宮崎市山崎町の江田川で檍北小3年生や自然保護団体等が育てたゲンジホタルの幼虫4~5千匹を放流しました。  同グループは17,8年以上にわたって河川の環境浄化や自然保護活動を続けており、市街地でホタルが見れる場所として有名スポットになっています。   また、2月10日、延岡市無鹿町の稲田川で、地元区長会、土地改良区、五ヶ瀬川流域ネットワーク等による「稲田川を蘇らす会」が、水質浄化対策の一環として竹炭(200㎏)やカキ殻(2トン)を投入しました。  宮日新聞切り抜きをどうぞ 江田川ホタル 友内川環境浄化  稲田川は五ヶ瀬川水系の下流友内川に流入する小河川であり、市街地からの生活雑排水他の問題もあり地域、行政を挙げて対応しています。               漁業権者として管理している東海漁協でも、昔ながらの伝統漁法である「石倉」を造成し、ウナギやハゼ類、小魚やエビ、カニ類等の生物にとっても住みやすい環境づくりに頑張っています。  関連資料をどうぞ http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2962

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切原川の冬季生物環境調査を実施

  12月22日、高鍋町から川南町を流れる小丸川支流の切原川を対象に水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)と合同で生物環境調査を実施しました。   切原川は上流域に灌漑用の切原ダム(2007~2011年)があり、着工前のH14年と15年に調査を実施しています。10年後のアセス調査として、春の5月、秋の9月に続いての冬季の生物環境調査です。  渇水期でもあり水量が少なく、ダム直下の定点ではタカハヤとギンブナ、ヤマトヌマエビの3種でしたが、中流、下流域では、魚類14種、甲殻類6種が採捕されました。(特に、ウナギが冬眠時期故なのか大小合わせて計30尾と大漁)       天空の切原ダム直下 枯れたススキ他が寒々しく 水量も乏しく       渓流域とはいえ枯山水状態の流域で元気に調査を  タカハヤとフナが       ダムに生息のギンブナか? 若魚が2尾 ヤマトヌマエビは大漁                          調査2点目の小坪橋近辺 カワムツ、オイカワ、カマツカ、ヨシノボリ類、テナガエビ、ヌマエビ類他多種が・・・          ウナギ(8)、ギンブナ(6)    大型の見事なドンコ2尾も       調査3点(切原小橋)流速も弱く河床は砂泥が薄っすらと  ヨシの葉陰で    生物相のチェックを        錆びて痩せたアユが2尾 オイカワ(59)、シマヨシノボリ(64)他         ギンブナ11尾、ニホンウナギ22尾(大小) 大物(3P?)を掴みにっこりの山田さん(内水面支場) 掴み方のご披露も・・慣れたものです                人工の放流?らしき青色の幼魚も、下流域では上流で見なかったウグイ(6)   2月には、河川工作物(井堰等)の調査を予定しています。  第2回(8月)結果http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2703 第1回(5月)結果http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2314

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塩見川第2回石倉モニタリング調査を実施

 12月8日、塩見川河口域において富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が、設置していた「石倉」の第2回目のモニタリング調査を実施しました。  干潮時間に合わせて内水面漁場管理委員会、日向市、内水面振興センター、漁協役員他15名弱のスタッフが集合し、人海戦術で作業を開始、イサキ類、ハゼ類、エビ、カニ類を採集しました。  今回は、試験礁の位置を変更したため砂泥地が若干少なく前回(10月27日実施)の様な好結果ではありませんでした(ウナギは0尾、逆にマハゼ42尾、シマイサキ29尾と数量的に多かった。)        ウナギ筒も設置水深が浅く砂泥域も少なく場所悪し(反省点)             ゴマフエダイ           チチブモドキ        マハゼ 42尾 と         シマイサキ 29尾                 ヤドカリ、貝類は多く、コアマモの幼体も・・シャコの抜け殻は視認         モデル礁は第1回目の場所に変更し  石も人海戦術で大移動を                                    生き物たちのサンクチュアリとして お祈りを・・  前回結果 10月10日分http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2866 

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西都市三財川でアユ資源の保護活動を実施

 11月中旬から西都市の三財川において一ツ瀬川漁協(田中寛組合長)が、アユ資源保護のために重機による産卵場の造成に合わせて親魚や人工孵化法による受精卵の放流を実施しました。  11月20日、絶好の日和に恵まれ、造成した産卵場付近(清水橋下流の禁漁区)で延岡淡水養魚場の協力を得て成熟した雄雌の親魚から卵、精子を搾出し受精卵を放流しました。人工授精士、後藤慎治養魚場長さんの丁寧な指導で作業も順調に終了し、別途、約130㎏の親魚も放流しました。  この活動も4~5年は続けており、参加した役員さんも生命の神秘に感動したり心地よい作業に汗を流しながら今後の結果を心待ちにしています。       禁漁の看板12か所に設置し 巡回指導・監視も十分に                昔の木製の堰の跡か・・・?  清水橋下流域の産卵場の整地を再度           車の陰で直射日光を避け 後藤さんの現地指導開始                                 準備万端の雌の親魚達から適宜採卵を セル瓶に入れた受精卵を       田中組合長の熱き思いを込めて  卵の付着状況の確認も・・ なかなか見事な着き具合じゃのぉ~        鮎の食み跡も・・カメラマンの腕も?光の具合が 幾何学模様も何となく・・       淵を伴った下流域に親魚を放流                               すかさずダイサギが敵状視察に  飛び立った下にはアオサギがまだまだ       見事な産卵適地 数cm~5cm程度の礫石帯が 凹凸もなく素晴らしい      禁漁区の看板も 人には・・? サギ類にはむなしくも・・・         頑張らねば なんねぇー

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友内川で2回目の石倉生息調査を

 去る11月5日、延岡市の友内川で東海漁協(内田裕之組合長)が8月11日に設置した伝統漁法「石倉」の生物生息状況調査を実施しました。  国の水産多面的機能発揮対策事業の一環で伝統的文化の継承や水産資源の保護等を目的に実施されており、2回目のモニタリング調査となります。  当日、11時前の大潮の干潮時を狙って水産試験場や県の指導を受けながら、1m角強のモデル試験礁の網上げを行いました。 主対象のウナギが1尾入網しており、エビ・ハゼ類、小魚も前回結果より種類、数量とも増加しており一安心でした。(魚類 8→12種に、甲殻類 7→8種に)            潮の引き具合を見ながら作業開始        周囲の網押さえ石と内部の石材を運び出し ウナギ筒にはいなかった・・?       試験礁とはいえ石も大きくて大量  注意深く岸辺に引き揚げ完了               大物と小物に仕分け作業を       水試のスタッフの       ウナギ48cm、68g       常連のキチヌ シマイサキも         同じく常連のウロハゼ、マハゼ    スマートで見目麗しいタネハゼも                               前回見られなかった大型のヨシエビやミナミテナガエビも                常連のスジエビモドキも多数              モクズガニとケフサイソガニ    アミメノコギリガザミも       2重の囲い網(6m角、内網4mmと外網20mmの目合い)をセットし                            蛇篭の周囲を丸め込みながら                                          作業も2度目となり順調に終了!お疲れ様でした。   調査結果(2回分;水試支場提供)をどうぞ 友内データ  前回調査の様子 http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/2799

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水郷延岡 伝統アユ漁の風景を

 水郷延岡市の伝統漁法「アユやな漁」と「瀬掛け漁」が始まりました。    市街地で300年の歴史を誇る「簗漁」が間近に見れ、合わせて香りと味も堪能できる一石二鳥のセットです。  今年は、台風の影響で遅れたものの上流北方町の「川水流やな」も架設され、久しぶりの賑わいになりそうですね。  延岡五ヶ瀬川漁協(須田政道組合長)も産卵場の造成や禁漁区、採捕禁止期間等様々な資源保護・管理の方法を試みながらアユ資源、観光資源としての水郷延岡を盛り立てるために頑張っています。  宮日新聞切り抜きをどうぞ アユやな五ヶ瀬        130mアーチ形の見事な形、世界遺産に・・?高橋さんの技術も名工の域に               中央部の落て簀には見事な香魚が  アオサギも狙いを定めて忍の一時で       市街地の風景をバックに「瀬掛け漁」も   禁漁区域も設定し整然と                  最下流域(工場取水門横)の漁場造成も  

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日向市の塩見川で「ウナギ石倉調査」を実施

 10月27日、塩見川河口域において富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が、設置していた「石倉」の生物生息状況確認調査を実施しました。  干潮時間に合わせて県資源管理室、内水面漁場管理委員会、日向市、内水面振興センター、漁協役員他15名弱のスタッフが集合し、人海戦術で作業を開始、ウナギやイサキ類、ハゼ類、エビ、カニ類を採集、予想以上の結果に大満足でした。        水深1m弱から 周囲の網を引き揚げ開始 内側の石を外に撤去しながら                岸辺に引き揚げ選別を 2ヶ月近い経過でゴミと砂泥がどっさり       予想以上に大漁 ウナギ(塩ビパイプ内に、1尾3Pサイズが脱走残念)    小魚、シャコ等も・・                      ウナギは胸鰭が黒色に・下りウナギだぁ~ アナジャコ、スジエビ、ヨシエビ                    マハゼ(12)にウロハゼ(7) シマイサキ、キチヌ、コトヒキ他・・            試験礁の位置変更(砂地から岩盤の間に再セット)                     合間を見て水試支場の田口さん投網を マハゼ、コボラ、コトヒキをゲット       甲斐組合長付近のウナギ筒?からウナギ2尾(120gサイズ)を       周囲の岩礁帯には スガイ、イシダタミも ヤドカリ目視 +++                                         採集物は元の住処に再放流を 皆さんお疲れ様でした  生息状況確認調査結果 塩見川石倉26・10・27

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塩見川「石倉」のモニタリング調査を・・・

 去る10月10日、日向市の塩見川河口において富島河川(甲斐勝康組合長)が8月末に設置した「石倉」の生息状況モニタリング調査を行いました。  県の漁業・資源管理室、内水面漁場管理委員会、日向市、漁協役員さんの参加により大潮の干潮時間にタイムセットし計画したのですが、折からの台風19号の影響も有り、思ったより潮が引かず残念な結果となりました。         潮の引くのを待つスタッフ     12時近くでもこの状態                  モデル礁付近は水深1m以上か・・ 台風の高潮現象なのかなぁ~            中央部 目を凝らせばオヤビッチャが  ウロハゼもどっしりと        写真は撮れず ボラ幼魚が数尾 石表面を舐めながら クロダイも                            スタッフの協議 次回に延期を決断                周囲のタイドプールで 尾鰭の紋様が美しいアベハゼ        イソガニの仲間も  ノコギリガザミの鋏脚 長さ15㎝超えの大物残骸                       採捕禁止の委員会指示看板+半年は漁協の自主規制で頑張っています                   8月末の設置状況(手前モデル礁)最干潮でも見えないまま終了!残念!皆さん お疲れ様でした。 次回再挑戦を乞うご期待!!    

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