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うなぎ石倉礁のモニタリング

日南市の広渡川に、鰻生息環境改善支援事業で設置した石倉礁の生物モニタリングを10月24日に実施しました。当日は事業主体の日南広渡川漁協(戸田組合長)、九州大学の望岡先生とその教室、南那珂農林振興局の皆さんなどが参加して、全10基の礁の内、モニター礁3基については全ての生物について、その他の礁はウナギのみを対象に調査するとともに、礁の隙間に入った土砂などの掃除をしました。礁は20㎝程度埋まっているものもありましたが、全基とも良好な状態でした。採捕できたウナギは、ニホンウナギ6尾、オオウナギ1尾の7尾で、昨年標識放流したウナギは採捕できませんでした。この7尾は標識を装着して放流しました。他の生物は、モクズガニやミナミテナガエビが多く、魚類はカワアナゴなどハゼ類が主でした。 石倉礁全景         石倉礁調査(重機使用) モニター礁のニホンウナギ  非モニター礁のオオウナギ モニター礁のモクズガニ  モニター礁のミナミテナガエビ

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平成30年度漁協役所役職員等研修会を開催

平成30年10月23日、ひまわり荘(宮崎市)で、都城市副市長の児玉宏紀先生をお招きして、宮崎県庁時代の経験等「河川行政から見た河川環境」と題して講演をいただきました。内容は河川法改正に伴う行政の河川に対する考え方の変化、山と川のつながり、県北の北川でのご自身の取組事例や五ヶ瀬川水系などでの県の取組事例の紹介を頂きました。質疑応答では濁水の発生やその長期化への対策についての質問があり、ダム、河川について「総合土砂管理」が始まったところであり、ダムを認めながらその範囲で何ができるかを考えていくことが大切とのことでした。今回は本会の会員漁協役職員のほか、国交省河川国道事務所や県、市の土木、水産関係部署、関係企業の皆さん約100名の出席をいただき盛会裏に終了しました。

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全国川の標語コンクールで長官賞をいただきました

全国内水面漁業協同組合連合会が主催する第17回川の標語コンクールで、全応募数2,756作品の中から、椎葉村立小崎小学校の椎葉蘭丸さんの作品「この川は ヒカピカキラキラ たからもの」が小学校低学年の部で水産庁長官賞を受賞し、また、都城市立安久小学校の宮田彩帆さんの作品「「よごさない」 それが川への プレゼント」が入選しました。こころからお祝い申し上げます。また、全内をはじめ宮崎県教育委員会等関係の方々に感謝申し上げます。 さて、水産庁長官賞を受賞した椎葉さんは8月3日に衆議院第二議員会館で開催された授賞式に、ご家族とともに出席されました。弊会に写真と作文をいただきましたので紹介します。添付ファイルをご覧ください。 第17回川標語授賞式:写真はPDF。上は水産庁保科部長様と、下は受賞者(水産庁長官賞3名、全内会長賞3名)と保護者等の方々です) ドキドキした表しょう式(小崎小 椎葉蘭丸) :原文を活字化しています)

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水産試験場研究成果の評価検討会

平成30年8月2日(木)、県水産試験場(宮崎市青島)で平成30年度試験研究評価検討会が開催されました。試験場では資源、増養殖、経営流通、内水面の部門を合わせて22の研究課題とモニタリング調査等14課題の36課題に取り組まれています。会では平成29年度終了課題の成果、現在取り組んでいる課題の期中見直し、新規課題への要望などが協議されました。内水面分野では、養成ウナギの成熟環境条件等についての成果報告や、アユ資源や内水面の魚類等生息環境の把握に関する研究などの継続や新規取り組みの要望がありました。今後ともより良い成果が得られ、活用されることを期待するところです。詳細な成果は水産試験場のHPなどをご覧ください。

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H30年度ダム管理対策等連絡協議会の開催

平成30年7月27日(金)、宮崎県企業局会議室で、宮崎県(河川課、水産政策課、漁村振興課)、大分県企業局、宮崎県企業局、旭化成(株)、九州電力(株)の各担当者の皆様と弊会環境保全対策委員等29名の出席により開催しました。話題提供では河川課から「平成30年7月豪雨の状況やダム管理実態について」、旭化成(株)からは「企業の森づくり活動について」を、事例報告では大分県企業局から「大分県の環境保全対策事例」の発表、続いて各社による「ダム管理に係る環境保全対策等について」の報告があり、森づくりや濁水対策などのついて意見交換を実施しました。 開会あいさつ(長瀬会長)   話題提供:宮崎県河川課 話題提供:旭化成(株)延岡支社  事例報告:大分県企業局

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川つくり標語が団扇になりました

全国内水面漁業協同組合連合会が主催する第16回全国川つくり標語コンクールで佳作を受賞した、西米良中学校の黒木さんの作品「心がけ 一人一人で 川変わる」を、一ツ瀬川水系河川をきれいにする連絡協議会(会長:押川修一郎 西都市長)の啓発用の団扇(標語と図柄2種:金魚と朝顔)にしていただきました。標語を活用いただき感謝です(画像処理が良くありません。ご容赦ください)

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バス・ブルーギル釣り大会の開催案内

在来種の生態系保全、内水面漁業の被害軽減のため、小林高原野尻漁業協同組合(森岡與津男組合長)が、8月18日(土)、19日(日)に御池(高原町・高崎町)で外来魚のオオクチバス、ブルーギルを対象に恒例の釣り大会を開催します。詳しくは組合(0984-23-4668)にお問い合わせください。                                                        H30御池バス・ギル釣り大会 ← 釣り大会の実施要領(パンフレット)です 日時:平成30年8月18日(土)、29日(日)2日間(雨天決行) 場所:御池(宮崎県都城市高崎町と高原町の境) 参加資格等:小学生以上 参加費不要 釣り開始時間は自由 検量等:2日とも14時から15時  →最終日(19日)に順位確定

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平成30年度(第66回)通常総会開催

平成30年度総会資料(H30総会資料抜粋) 平成30年6月8日(金)、ひまわり荘(宮崎市)において第66回通常総会を開催しました。来賓には参議院議員松下様(代理 児玉様)、長峯様(代理 竹之内様)、県議会副議長 外山様、県議会議員 河野様、県企業局長 図師様、県農政水産部次長 毛良様、水産政策課長 福井様、内水面振興センター理事長 高藤様、環境管理課 吉田様、河川課 杉本様ほか多数の方々のご臨席と、松下様、外山様、図師様、毛良様から祝辞を頂きました。 議事に先立ち、内水面漁業の振興や弊会事業の推進に貢献をいただいた3団体、(株)竹尾組様(北川漁協推薦)、九州建設工業(株)様(小丸川漁協推薦)、小野建設(株)様(日南広渡川漁協推薦)に感謝状を贈らさせていただきました。 総会は、書面議決、委任状を含め38会員すべての出席により、29年度に実施した受託事業やカワウ・バス被害対策などの国、県等からの補助事業実績及び決算並びに剰余金処分案、30年度事業計画及び予算案など、提出された6議案すべてが承認されました。 開 会            会長挨拶 来賓祝辞           感謝状受賞者代表挨拶 佐藤議長による議事進行    閉会挨拶

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坪谷川の生物環境調査

平成30年度の生物環境調査は耳川水系坪谷川(日向市)で行います。坪谷川は、日向市東郷町の羽坂神社近くで耳川本流と分枝し、上流は尾鈴山に達する概ね15kmの川で、歌人、若山牧水の生家がある所を流れています。調査は4月に事前調査を行い、本流との交流点付近の羽坂橋(ST1)、牧水生家より下流の中深橋(ST2)、坪谷川支流の瀬平川の平田地区(ST3)として、第1回調査を5月9日に、水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)宮崎県内水面振興センター(高藤和洋理事長)と合同で実施し、地元、耳川漁協の都甲組合長もみえました。当日は、7日からの雨の影響で増水していましたが、清澄な水が流れていました。使用する電気ショッカーが不調になるなどありましたが、魚類で10種類、エビカニ類で4種類などを確認しました。 (瀬平川平田 上流部)    (中深橋 中流部) (羽坂橋 下流部)      タカハヤ カワムツ            カマツカ ゴクラクハゼ          ボウズハゼ ヒラテテナガエビ       ヤマトヌマエビ サワガニ           アカハライモリ

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川内川水系の長江川

霧島連山の硫黄山噴火の影響といわれてますが、宮崎県から鹿児島県へ流れる川内川支流の長江川が白濁して、魚が死ぬなどの影響がでました。報道では高濃度のヒ素やカドミュウムが検出されたとのこともあり、えびの市の川内川上流漁業協同組合や鹿児島県の組合でも大変苦慮されています。                                                                               写真は4月29日も白濁している長江川です。組合員さんがpHを測定されてましたが、1.5~2.6という数値を示していました。餌場にしていたのか、水鳥が来ていました。 漁業、農業等も含め関係の方々が対応に尽力されていますが、早い終息を願うばかりです。

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