加江田川の生物調査を実施

 去る6月1日、水産試験場内水面支場(稲野俊直支場長)が宮崎市南部の加江田川生物調査を実施しました。 

 約10年ぶりの調査とのことであり、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、県内水面振興センター(関屋朝裕理事長)も参加し、河口域から上流域まで調査点4カ所を定め生息生物の状況等をチェックしました。

  魚類24種、甲殻類19種、県版RDB登録種も多く確認(絶滅危惧ⅠA類シオマネキ、Ⅱ類トビハゼ、准危惧カマキリ、スミウキゴリ、ルリヨシノボリ、ハクセンシオマネキ)され、喜ばしいことですね。

              調査点2の竹之内頭首工     11段の階段式魚道(凸型)

               ショッカー部隊とタモ網で採集開始 約1時間後 仕分け作業を・・

              種類も多いイネ~  アユ(46)とアユカケ(別名カマキリ)が同居状態で

             アユカケ大中小28尾の大豊漁   ニホンウナギも黒子と中びりが・・

              アユカケ大と幼魚 コントラストが絶妙で 思わずうっとり・・・と

                  ハゼ類も ウキゴリ?       ヌマチチブ

                     河口域干潟の調査店1 ロウニンアジとスズキ(優占29尾)の幼魚が

                        ウロハゼ(5)にマハゼ(10)  勿論干潟の王様トビハゼも ゲット

                 ハクセンシオマネキの♂♀も乱舞状態で 少ない赤色系のシオマネキも

               最上流域の調査点4;椿山峠を過ぎて家一合谷の第1号橋

            ツチガエル2尾は逃走  タカハヤ(19)とヤマトヌマエビ(163尾)

                  産卵前のタカハヤ(大型のアブラハヤ)サワガニ(7) 3種と少なかった

                      ミヤマカワトンボもひらひらと 帽子の上で一休み 関屋さん仕分に夢中で気が付かず・・・納得ですね

                 丸野駐車場下の調査点3;スリット型の砂防堤(上流側に3基の旧型堤が)                    今後この様な魚に優しい川づくりが進むことを祈念しつつ・・・

                 流れも緩やかで砂地も多く   大型のカマツカ(6)が

                      ニホンウナギが中小3尾     清流の女王 アユ(10尾)も

                          スミウキゴリ(6尾)       シマヨシノボリ(20尾)

                ルリヨシノボリ(5尾)     横縞クッキリのボウズハゼ(3)も      天敵のウナギが少なく藻類が好きなアユとの競合種・・・

                    ミゾレヌマエビ(19)ヌマエビ(9)   ミナミテナガエビ(5)太公望も1人静かに ルアー釣り?なので釣果は0とのこと 気を取り直してもうひと踏ん張りを・・・

(ハゼ類は写真の出来が悪くて・・? 別添一覧で確認済み ご容赦を・・)

2015年06月10日09時53分40秒

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