川の水がきれいに!全国の生き物調査で!

 国交省と環境省が、川の生き物を指標に水質を判定する調査結果(13年度版)を発表しました。                                 全国河川の2,258点のうち、59%が「きれいな水」とのことです。   

  宮日新聞切り抜きをどうぞ 全国水質

 昨年の12月と翌1月には、大淀川の水質が改善との報道もあり、県民・市民が一体となった河川浄化活動(大淀川流域ネットワーク他)や皆さんの意識の向上が着実に図られていると感じています。  

 参考 大淀川改善

 一方で、いにしえより「水  清ければ  魚棲まず。」の諺もある様に、全国の河川で環境基準や水質基準を満たした浄化施設からの排水で、見た目にはきれいな水ですが生き物たちが減少している事例が目立っています。

 これは、生活雑排水等に含まれる残留塩素や界面活性剤(洗剤中)等の問題が法的にもきちんと整理されていないことによるものです。例えば、浄化槽法では処理水を塩素で殺菌する方法がとられており、残留塩素の検出が規定さています。

 水産資源保護法、環境基本法、水質汚濁防止法等の整合性を含め、「全国内水面漁連振興大会」他でも継続して改善に向け、国に対策を要望しているところです。

 人類にも生き物にも優しい環境づくりを目指して頑張りましょう。

 

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