7月22日、宮崎市の県企業局研修室において、大分県・宮崎県企業局、九州電力(株)、旭化成(株)の各企業と宮崎県から県土整備部河川課、水産政策課漁業管理室の担当者の皆さんと、内漁連役員との意見交換の場ということで協議会(21名出席)を開催しました。
今年で4回目になりますが、県土整備部の上山孝英ダム対策監から「ダム管理の現状」の話題提供をいただき、その後各関係企業より現状と対策等の報告を受け、質疑に入りました。
上山対策監は、今年上半期の降雨状況、過去30年間の平均雨量等を月ごとに比較し、渇水期や洪水期の特徴的な事例を紹介しながら放水の調整状況等を報告されました。
ダムの耐用年数と強度の問題、河川の維持流量や水利権更新後の変更の可能性等について質疑があり、河川構造令の基準によりチェックもされており、さらに岩盤調査など細部にわたり調査が進められていること、維持流量については様々な現場での状況が異なっており、各河川ごとの細かな対応が必要である等が協議されました。
各企業から対応策一覧比較表に基づき報告がされ、濁水防止、流量の確保、資源保護、長期的に森林機能の改善など幅広い協議がなされ、各企業間での認識の均一化やさらなる向上が図れていると感じています。
写真他の資料も含め選択取水方式やバイパス方式、稚魚の迷入防止対策など様々な対応も紹介されました。 「継続は力なり」の思いで参加企業や行政の支援もいただきながら、内水面の将来を考え続けたいですね。
一部資料もどうぞ 各社対策一覧 ダム対策一覧 大分県企業局使用の水処理フィルターバイオログ 大分フィルター 大分フィルター2
長瀬会長の挨拶 切なる思いを込めて 出席者の紹介 皆さん 顔馴染みに・・・
各企業の皆様 内水面の色々な要望を噛みしめていただきながら 大変ですが・・ 今後ともよろしく